母乳育児と放射能
母乳育児と放射能
ニュースでよく「ただちに健康に影響する数値ではない」などと報道されます。
ただちにってことは食べ続けたりすると今後は影響が出る可能性があるんだろう?
と思ってしまうのは私だけでしょうか?
正直心配ですよね。。
先日、新聞の記事で被災地の母乳育児についての様子が記載されていました。
母乳にはすばらしい力があり、母乳中の感染防因子が被災者間で流行する可能性のある下痢やかぜから赤ちゃんを守るそうです。 被災や避難生活によるストレスから一時的に母乳の量が減ることがあるが逆に母乳育児を続けることが緊張を和らげストレスを減らし、赤ちゃんが欲しがるときに欲しがるだけ母乳を与えることで母乳の量は回復したという記事でした。
災害時も母乳育児を続けることは重要のようです。
放射能対策
母乳育児をする上で体内に取り込まれる放射能対策について考えてみます。
放射能物質を含む飲み物を口にするとそれが母乳にも出てしまうので赤ちゃん同様母親も当然飲み水には気をつけた方がよいのでしょう。
以前千葉県でもありましたが、水道水に基準値以上の放射能物質が検出された場合は水道水を飲まずに、安全性の高いミネラルウォーターを購入し飲むようにしています。
赤ちゃんにミルクを与える際の水は軟水のミネラルウォーターですので母親も一緒に軟水のミネラルウォーターを摂取するとよいようです。
私は軟水のミネラルウォーを常備しています。
硬度が100未満が軟水と考えればよいようです。
ペットボトルの表示を確認しましょう。
飲料による口径摂取を防ぐためのポイント
・水道水の放射性ヨウ素が1キログラム当たり100ベクレルを超える場合は水道水を飲まない。
・ミネラルウォーターを使うときは、水質検査をして安全性の高い軟水を選ぶ。
赤ちゃんの大事な栄養素となる母乳ですのでその安全性には気をつけたいものです。
新聞の報道で1kg当たり200ベクレル前後の放射性物質を含む水道水(軽度汚染水道水と表現します)を長期にわたって母親が飲んだ場合の健康被害がおきるかどうかの算定式が示されていました。 軽度汚染水道水を毎日1リットル飲むと仮定した場合、おおよその被曝量は以下のように算出されるようです。
総被曝量(マイクロシーベルト)=(摂取ベクレル総量)×2.2÷100
例えば、500 ベクレル/kgの水を1日1リットルずつ365日飲むと
500×365×2.2÷100=4,015マイクロシーベルト(約4.0 ミリシーベルト)となります。
母乳中に分泌される放射能活性を持ったヨウ素は母体に直接投与された量の4分の1程度とされ、母体により希釈されることになるようです。 また、母体への蓄積が懸念されると重い増すが、ダイオキシンなどの脂溶性物質と違いその心配はないようです。
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